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テキストデイジー(1) [情報提供]

皆さんは、テキストデイジーをご存じでしょうか?
「DAISY(デイジー)は知っているけど、テキストデイジーって?」
という方もいらっしゃるでしょうね。

プレクストーク写真

では、まず、DAISYの基礎知識から。

このブログでも、デイジーについては過去に何度かご紹介していました。
音声図書ご紹介の記事はこちら
デイジーセミナーの記事はこちら

デイジーの本名は、「アクセシブルな情報システム」です。
英語の「Digital Accessible Information System」の頭文字から、
「DAISY→デイジー」と呼ばれています。
デジタル録音図書の、国際標準規格のことです。

私は普段、CD自体のことを「デイジー」と言ってしまいがちなのですが、
正確に言うとしたら、「デイジー規格で作成されたデイジー図書」とか、
「デイジー規格の録音CD」といったところでしょうか。
何か、フラッシュメモリ自体を「USB」と言ってしまうのと、似ていますね。

さて、DAISY規格で作られたCDと、普通のCDは何が違うのでしょうか?
音声デイジーの場合、一番大きな違いは、多機能な頭出しが出来ることかも。

肉声による朗読を、そのままCDに録音した場合、
「あの話題の部分だけ聞きたい」と思っても、難しいですよね。
開始から何分目くらいなのか、わかっているならまだしも、
早送りして該当部分を探すのは、なかなか大変そうです。

DAISYも、もちろん早送りで聞きたい部分に移動する事ができます。
でも、更に、もっと細かい頭出しが可能なのです。

書籍であれば、ページごと、各章の冒頭ごと、章の中の各節の冒頭ごと、
節の中のかっこ1、かっこ2ごと…という風に、細かく「飛ぶ先」が設定されています。
また、事前に自ら設定しておけば、ページや章の区切りなどに関係なく、
聞きたい部分に飛ぶことも可能です。

ミステリを聞きながら、ヒントになりそうなところにマークをつけておいて、
後からまとめてチェックして、「きっとアイツが犯人だな!」
…なんていう使い方も、デイジーならではです。

ちょっと脱線しましたが、この規格が視覚障害者にどれほど便利か、おわかりいただけたでしょうか。
というか、視覚に関係なく便利そうでしょ?
上の写真は音声デイジーの再生機、プレクストークですが、
ソフト(アプリ)を入れれば、パソコンで使うこともできますので、
利用する晴眼者も、結構多いんです。

この記事はここまで。
次はテキストデイジーについて書きます。

by くろうーろん

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