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テキストデイジー(2) [情報提供]

前回、デイジーのことを書きました。(記事はこちら
今回は、テキストデイジーについて。

テキストデイジーは、プレクストークなどの専用再生機ではなく、
主にパソコンで、ソフト(アプリ)を使って聞きます。
無料ソフトもありますが、全盲の方が使いやすいのは「マイブック」でしょうか。
(あっ、でも、マイブックは高額なので、導入は慎重に検討してくださいね。)

テキストデイジーのCDには、音声そのものは入っていません。
メインはテキストデータです。
読み上げには、そのパソコンに入っている合成音声を利用します。
パソコンに合成音声(音声エンジン)が入っていないと、使えません。

センターの利用者さんの場合、既にパソコンにPC-Talker(ピーシートーカー)を
入れている方が多いので、大丈夫です。

こちらの写真は、マイブックを使って、
テキストデイジーを読み込んだところです。
20161215-txtdaisy1.jpg
(白黒反転のハイコントラストの画面)
表示されているタイトルから、聞きたいものを選んで、
エンターキーで決定すると、合成音声による朗読が始まります。

「画面に表示されている文字を、合成音声が読み上げる」
という点だけみれば、PCトーカーを使って文書を読ませるのと同じでしょ、と思う方もいらっしゃいますよね?

いえいえ、違います。
テキストデイジーでは、いま読んでいる部分がハイライトされます。
次々に文字の色が変わっていく様子は、まるでカラオケの画面みたいです。

それから、音声のみのデイジーと同じように、多様な頭出しの機能が
盛り込まれているので、自分が聞きたいところに一気に飛ぶ、等の操作もできます。

なんて賢いんだ。

ただし、人間の朗読と違って、読み違いは起こり得ます。
ある漢字に、複数の読み方がある時、人間の朗読者は、
「この本は普通の小説だから、何々と読むんだな」
「この本は解剖学の参考書だから、何々と読めば良いな」と判断できます。
一方、合成エンジンの場合は、ほとんどの場合、読みが統一されることになります。
この点は、承知しておかなければなりません。

次回はテキストデイジーの説明会の様子をお届けします。

by くろうーろん

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