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点字の数字(1)ひとつ・ふたつ編 [点字]

これまで、点字の「下がり数字」や点字カレンダーの話を書いた時、
簡単に数字について触れてきましたが、
改めて、点字の数字のことを書こうと思います。

点字の数字は、こちらの記事の前半にあるように、
「数符」という記号と、あいうえお・らりるれろ の組み合わせで表現します。

<再掲>
数符+あ=1 数符+い=2 数符+う=3 数符+る=4 数符+ら=5
数符+え=6 数符+れ=7 数符+り=8 数符+お=9 数符+ろ=0
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数符+あろ=10  数符+あろろ=100
sagari4.gif sagari8.gif

普通に数字の羅列を書く時は、上のように書けば良いのですが、
点字では、ものを数える時の、ひとつ・ふたつ・みっつ…や、
日付の、ついたち・ふつか・みっか…を書く時に、
あえて「点字の数字を使わないで」書くことがあります。
また、「ひ・ふ・み」でなくても、仮名で書く決まりになっている言葉もあります。

順にご紹介していきましょう。

注:点字には仮名という表現はそぐわないかもしれませんが、
  便宜上、一連の記事ではそのように書きますのでご承知おきください。



<点字の数字(1) ひとつ・ふたつ編>

数字の1は、「いち」と読みます。
でも、もし1のうしろに「つ」と書いてあったら、
「いちつ」ではなく、「ひとつ」と読みますよね。
数字の次に「つ」と書いてあるのが見えるからです。

点字ではどうでしょうか。
数字の1を使って書くと、
読む人は、指先で一文字ずつ順に読んでいくので、
「数符があるから、いち、次の文字は『つ』、ああ、『ひとつ』か。」
という感じで読む事になります。これでは非効率的ですよね。

そのため、点字では、はじめから「ひとつ」と仮名で書く事になっています。
20160106-6.gif

現在、点字を書く時に数字を使わず仮名で書くのは、
「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、むっつ、ななつ、やっつ、ここのつ、とお」
と、それに基づいた言葉を書く時です。
ひとりしばい、ふたえまぶた、みつば…など、色々あります。
(ちなみに、ひ・ふ・み・よ…も仮名で書きますが、現代語ではあまり使わないかも?)

ついたち、ふつか、みっか…も、上と同じ理屈ですが、
「日付」と「日数」で、書き方にちょっと違いが出てきます。
これについては、別の記事に書きます。

by くろうーろん

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タグ:点字

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