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点字の数字(2)ついたち・ふつか編 [点字]

前回、「ひとつ・ふたつ編」の最後に、
「日付と日数で、書き方にちょっと違いが出てきます。」
と書きました。(前の記事はこちら
今回はそのお話です。

注:点字には仮名という表現はそぐわないかもしれませんが、
  便宜上、一連の記事ではそのように書きますのでご承知おきください。



<点字の数字(2)ついたち・ふつか編>

数字と漢字の組み合わせで「1日」と書いてある時、皆さんは何と読みますか?
ついたち?
いちにち?
多分、前後の文章で判断しますよね。
「1月1日」と書いてあったら「ついたち」、
「1日中」と書いてあったら「いちにち」と読むでしょう。

点字では、「ついたち」は数字の点字を使わないで仮名で書き、
「いちにち」は数字の点字を使って書きます。
20160106-9.gif
ただ、実は「ついたち」と「1にち」の組み合わせは、珍しい例です。
ふつかは「ふつかかん」、みっかは「みっかかん」と書けますが、
「ついたちかん」という言い方は無いので、「1にちじゅう」とか「1にちの あいだ」となるわけです。

注意が必要なのは、「14日」と「24日」です。
これらの日付は数符を使って、「14か」「24か」と書く事になっています。
日数の場合も「14かかん」「24かかん」です。
20160106-10.gif
「よっか」は数符を使わないで仮名で書くので、
何となく、10だけ数字で書いて、「10よっか」と書きたくなるかも?
でも、104だと思ってしまう人がいるかもしれないので、NGです。

ただし、ローカルルールですが、
「か」が「火曜日」の意味と混同されそうな文章の場合は、
わざと「14にち」と書く場合もあります。
話し言葉の「じゅうよんにちかん」という言い方も、稀ですがあり得ますので、許容範囲でしょう。
20160106-8.gif

まとめると、点字で日付を書く時、
「ついたち・ふつか・みっか・よっか・いつか・むいか・なのか・よーか・ここのか・とおか・はつか」
は、数符を使わないで仮名で書きます。
また、「30日・三十日」を「みそか」と読む場合も、仮名です。

日数を点字で書く時は、
「ふつかかん~とおかかん」と、「はつかかん」は仮名で書きます。
「1日じゅう」と、和語を使わない日数(12にちかん等)は、数字で書きます。

余談ですが…、
昔、日本では「じゅういちにち」を「とおかあまりひとひ」、
「にじゅういちにち」を「はつかあまりひとひ」等と言っていました。
もしこの言い方が今も続いていたら、点字で書くのが大変だっただろうなーと思います。
変わって良かったですね。

by くろうーろん

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タグ:点字

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