So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン

点字の数字(4)助数詞編 [点字]

今回は、数字そのものの書き方ではないのですが、助数詞について書きます。

注:点字には仮名という表現はそぐわないかもしれませんが、
  便宜上、一連の記事ではそのように書きますのでご承知おきください。



<点字の数字(4)助数詞編>

日本語では、人数だったら「にん」、物だったら「こ」などを、数字の後につけます。
これを助数詞(じょすうし)といいます。
記号ではなく言葉で表す単位、という感じでしょうか。

点字で書く時の、数字の部分の基本ルールは、前回と同じです。
普通字(墨字)で書く時、算用数字(アラビア数字)で書いてあれば、数符を使って書く。
普通字(墨字)で書く時、漢数字で書いてあって、算用数字で書かなくても、数える概念があれば、数符を使って書く。
です。

数字の後に助数詞を加える時、数量の部分は上のルールに沿って書き、その後に続けて、助数詞を書きます。
ただし、助数詞の最初の一文字目が「あいうえお・らりるれろ」の場合は、
つなぎ符を使うか、1マスあけます。(※注)
20160106-14.gif
6かいめ は続けて書いても良いですが、6えん はつなぎ符を使います。
仮名の「え」は、数字の6の本体と同じなので、そのまま書くと、「66ん(ろくじゅうろくん)」となってしまうからです。

いっぴき、にひき、さんびき…のように、
発音が変わる助数詞は、その発音通りに書きます。
1なら「ぴき」、2なら「ひき」、3なら「びき」です。
20160106-13.gif
墨字では、漢字で書けば全て「匹」ですが、点字では書き分けが必要です。
「杯」も同じで、1なら「ぱい」、2なら「はい」、3なら「ばい」と書きます。

いずれも、声に出せば、1の後につまる音(促音、小さい「っ」が入るように発音する)が入りますが、それは書きません。
「1っぴき」「1っぱい」とは書かず、「1ぴき」「1ぱい」と書きます。
基本、「助数詞は発音通りに書く」のですが、促音だけは無視します。

次回は桁数の多い数字について書きます。

by くろうーろん

以下は注記です。
※注
 数字と助数詞の間を1マスあけるのは、正式ではなくローカルルールです。
 会話の中に金額が出てくる場合などが該当します。
 カギカッコとつなぎ符は同じ記号を使うので、会話の途中でつなぎ符を使うと、
 それがとじカッコ(会話の終わり)だと思われてしまう事があるため、
 数字と「えん」の間をひとマスあけるわけです。
 本来のルールに沿えば、カギカッコのかわりに、別のカッコ記号を使って
 回避するのが正しいと思いますが、記号をたくさん覚えるのは大変なので、
 マスあけを代用する方が多いようです。

関連記事
 (1)ひとつ・ふたつ編 はこちら
 (2)ついたち・ふつか編 はこちら
 (3)ひとり・1にん編 はこちら
 (5)桁数が多い時編 はこちら
 (6)ローマ数字編 はこちら

函館視力障害センターホームページへ
タグ:点字

共通テーマ:趣味・カルチャー