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あっても使わない点字(1) [点字]

これまでも何度か、点字のローカルルールをご紹介してきました。
今回は、「存在しているけれど、実際はあまり使われない点字」について。
 ※当センター独自だと思いますので、使用時にはご注意を。

点字の教則本には、たくさんのルールが掲載されています。
でも、全て覚えていて、日常的に使っている人は少ないと思います。

例えば、「伏字(ふせじ)」の記号がそうです。
記号について、過去の記事はこちら

点字にも、「○○市」とか「××町」と書くための記号はあります。
でも、めったに使いません。
(ここでも掲載しないでおきますね。)

「試験で、マルバツを使うのでは?」
と思う方もいるかもしれませんが、上の記事にもある通り、
点字のマル・バツ記号は、「伏せ字専用」です。
正解ならマル、不正解ならバツ…のような、純然たる記号は無いのです。

日常の中で、伏せ字を使う機会がそんなにあるでしょうか…?
めったに使わない点字は、忘れてしまいがちです。
突然使うと、点字使用者が戸惑ってしまうかもしれません。

そこで、
「○○さん」は「まるまるさん」、
「××と申します」は、「なになにと もーします」
などと点訳しています。

もちろん、本当は記号を使うべきなのでしょう。
でも、記号を使わない方が、かえって主旨が伝わりやすいかもしれないので、
小説など、作者が意図的に伏せ字を使っていると思われる場合を除き、
点訳者がこういった配慮をするのには、問題はありません。

by くろうーろん

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タグ:点字

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