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映画 5パーセントの奇跡(その3) [情報提供]

映画「5パーセントの奇跡」のご紹介。
さらに続きです。
前回の記事はこちら

この映画はとってもハートフルで、ユーモアもたっぷりの楽しい内容です。
若干、下ネタのセリフが多い気もするけど、規律正しく厳しいホテルの仕事ですから、
人間精神のバランスを取るために必要なご愛敬、ってところでしょう(笑)。

でも、人生で一人でも会えたらいいなと思うような登場人物たちが魅力的です。
こんな人情の厚い、愉快な友達がいたらいいな、
こんな素敵な、包み込んでくれるような恋人がいたらいいな、
こんな頼もしい、思いやりのある仲間たちがいたらいいな、

そんな登場人物ばかりなので、観ていて、とても心が温まる。

ただ1名だけ、非常に恐ろしい険悪な上司もいますが、
それもホテルの仕事を愛するがゆえとわかります。
5パーセントの奇跡006.jpg
(公式サイト http://5p-kiseki.com/introduction/の予告編より)

私が特に印象に残ったのはバーテンダーの研修場面。
すばらしい職人技は、とても見ごたえがあります。
ほかの場面でも、一流ホテルの、妥協のない高い職業意識が、
すごくよく描かれていました。
ホテルの従業員って本当にカッコ良いなと思います。
(もちろん、俳優さんたちの演技が見事なんですね。)
自分の日頃の雑な仕事が恥ずかしくなりました。

演技と言えば、私はもう、主人公が本物の視覚障害者としか思えなかった。
演技だということさえすっかり忘れ、ストーリーにのめり込んでました。

映画館を出てしばらくしてから、
「あ、そうか。あれは目がみえにくい演技だったんだよね?」
と、やっと気付いた始末です。

日頃から施設で視覚障害がある人たちに接している私が、
まったく違和感がなかったくらいです。
相当、視覚障害を研究して、繰り返し練習して、
あの演技にたどり着いたのではないでしょうか。

以前にこのブログでご紹介した映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のビョーク。
そのときの記事はこちら
迫真の、すごみがある演技で、みごとに視覚障碍者になりきっていました。

今回の主演、コスティア・ウルマンの演技も、ビョークに負けず劣らず、すばらしかった。

いやー、映画って、本当に良いもんですね。(笑)

by MI

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